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Nuclear Fusion

フュージョンエネルギーで、
地球の課題を解決する

フュージョンエネルギーで、
地球の課題を解決する

京都フュージョニアリング株式会社

脱炭素の切り札と言われるフュージョンエネルギーは、長年にわたる研究を経て、現在は民間も参入し、世界中で研究開発が進んでいます。従来は資源を持つものがエネルギーを手にしていましたが、フュージョンエネルギーは燃料となる材料が海水からほぼ無尽蔵に取り出せることから、技術があればエネルギーを手にすることができるようになり、世界中に大きなパラダイムシフトをもたらします。

このエネルギーの大変革の一端を担うべく、京都フュージョニアリングはフュージョンエネルギープラントの周辺装置・システムの開発、そしてプラントエンジニアリングの領域で事業を展開し、国内外の研究機関、企業をはじめとするパートナーと共に、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて取り組んでいます。

当社を支えているのは、日本がこれまでに培ってきた高い技術力です。フュージョンエネルギー実現に向けた国際プロジェクトにおいても日本の技術力が大きく貢献しているほど、日本は優れた技術を持っているのです。この素晴らしい技術を日本から世界に羽ばたかせ、そして世界で日本の存在感を示していくことがフュージョンエネルギーの実現につながり、ひいてはあらゆるエネルギー問題を解決に導くと信じています。

京都フュージョニアリング株式会社
共同創業者 兼 代表取締役会長 長尾 昂

京都フュージョニアリング株式会社
― 創業のきっかけを教えてください。
2019年に「京都大学イノベーションキャピタル(京都iCAP)」が行っている研究者と経営者をマッチングするプログラムで、代表取締役社長の小西哲之(当時、京都大学の教授)と出会ったことがきっかけでした。

当時、小西が40年近く研究を続けてきたフュージョンエネルギーのビジネス化に向けて、ビジネス視点で経営に携われる人材を求めていたのですが、そこにコンサルティングファームやエネルギースタートアップでの経験を持つ私がマッチしました。

私自身、エネルギーそのものに関わる事業に携わりたいと考えていたことや、小西が熱心に話すフュージョンエネルギーそのものに魅了されたこと、そしてフュージョンエネルギーの実現には日本の優れた技術が必要で、そこから新たな産業を作り出すことができると可能性を感じたこともあり、起業にいたりました。
― 御社のサービスや技術の独自性や優位性はどこですか?
当社は、フュージョンエネルギープラントに必要不可欠な周辺機器やシステム、そしてプラント全体のエンジニアリングに関して、高い技術力と知見を保有しています。
核融合反応を起こすために必要な高温の環境を作るシステムや、核融合反応によって発生するエネルギーを発電等につなげていくシステム、そして常に反応を起こすために絶えず燃料を供給するシステムを手掛けることで、世界中の研究機関や企業がパートナーになり得るビジネスモデルを採用しています。
― 御社のチームの強みを教えてください。
研究開発型のスタートアップのため、技術者が社員の半分を占めており、フュージョンエネルギーの分野に長年携わってきたベテランをはじめ、原子力産業や重工メーカー、プラント・エンジニアなど様々な業界で活躍したエキスパートが集まっています。
また早い段階から、ビジネスやコーポレート部門のプロフェッショナルを集めて会社としての基盤を作り、研究開発を推進する体制を構築してきました。
世代や国籍、これまでのキャリアも多種多様で、まさにダイバーシティを体現し、その強みを活かした組織となっています。

― どういうチームづくりを心がけていますか?
各々がプロフェッショナルとして自走しながらも、会社としてはフュージョンエネルギーの実現という大きな目標に向け、一丸となって取り組める組織を目指しています。そのために、ビジョン・ミッションを浸透させ、メンバーそれぞれが何をすべきなのかを考えられる環境づくりを心掛けています。
一方、縦割りにならないよう部門間での連携や、全社での交流も大事にしていて、コミュニケーションを円滑にする方法を色々と取り入れながら、スタートアップらしくトライアンドエラーを繰り返しています。
― 御社で大切にしている価値観を教えてください。
当社では、お互いを理解し合い、尊敬し合えることを大切にしています。
フュージョンエネルギーの実現のためには、幅広い分野の技術や知見が必要です。そのため当社には様々なバックグラウンドを持つ世界中のプロフェッショナルが在籍していて、ダイバーシティに富んでいます。新たなシナジーが生まれる一方で、これまでのキャリアや慣習、はたまた文化の違いによって考え方や意見がぶつかることもあります。その場合でも、お互いを理解し合い、それぞれの仕事に敬意を払えるようになっていれば、最適な解を見つけ、前に進めることができると考えています。
― 10年後、関連マーケットはどうなっていると思いますか?
当社の算出では、フュージョンエネルギー市場は現在の実験炉でもすでに5000億円規模となっています。将来の商用炉市場では年間90兆円規模への拡大が見込まれることから、10年後にもそれなりの規模に成長していると予測しています。

重要なのは、その時に日本のサプライチェーンが市場で存在感を示せているのかどうかです。10年後の市場を日本がけん引していくためにも、時期を逸することなく産業に入り込まなければなりませんので、当社もその流れをリードできるように、事業に邁進していきます。
京都フュージョニアリング株式会社
企業名
京都フュージョニアリング株式会社
代表者名
共同創業者 兼 代表取締役会長 長尾 昂
共同創業者 兼 代表取締役社長 小西 哲之
設立年月
2019年10月1日
事業概要
京都フュージョニアリングは、フュージョンエネルギープラント関連のシステム・装置の開発およびプラントエンジニアリングを手掛けています。先端核融合工学分野において世界有数の技術力を有しており、英国原子力公社を始め全世界の核融合研究開発機関・企業を顧客に持ちます。
日本のものづくり力を結集し、革新的なエンジニアリングソリューションを世界に提供することで、人類に究極のクリーンエネルギーを提供し、新たな世界市場を創出することを目指しています。
URL
https://kyotofusioneering.com/

About

EY新日本有限責任監査法人が主催する「EY Innovative Startup」は、イノベーションを推進するスタートアップ企業を表彰する制度です。

イノベーションを通じて社会に新たな価値を提供する企業の増加が、 今後の日本経済を下支えし、発展させるための重要な要素になると考えられます。成長性、革新性、社会性等の観点からスタートアップ企業を奨励し、その知名度の向上に寄与することで、よりよい社会の構築につなげることを目指しています。