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屋根からエネルギーを自給できる社会へ

屋根からエネルギーを自給できる社会へ

株式会社Yanekara

「地球にすみ続ける」を達成するために、地球の循環の中で生きていく。「屋根」単位でエネルギーを自給自足し、それを地球規模に広げていきたい。

そのためのキーデバイスは屋根置き太陽光発電とEV(電気自動車)となる。モビリティ用途で入ってくる巨大な蓄電池であるEVを用いて、エネルギーを自給自足できる仕組みを作る。そこで生まれた蓄電リソースをクラウドから群制御して巨大な蓄電池として機能させて、社会全体でも太陽のエネルギーを余さず使い切る。再生可能エネルギー普及とモビリティの脱炭素化を進める。

株式会社Yanekara
代表取締役 松藤 圭亮 / 吉岡 大地

株式会社Yanekara
― 創業のきっかけを教えてください。
2050年カーボンニュートラルのために、2030年までに必要な技術とビジネスを準備する必要がある。その中でも出力の変動する再生可能エネルギーを普及させるためには、安価で大容量な蓄電設備が必要であると、2019年に共同代表である松藤と議論することから始まった。
― 御社のサービスや技術の独自性や優位性はどこですか?
既存の設備に後付けすることで安価に簡単にエネルギーを溜めたり制御したりする仕組み(YaneBox、YaneCube)。
― 御社のチームの強みを教えてください。
ハード、IoTとクラウドが全てできる。ミッションドリブンで集まった若手技術者を中心としたチームであること。

― どういうチームづくりを心がけていますか?
やはりミッションドリブンに尽きる。定期的にミッションビジョンバリューに立ち戻り、自分たちがどのような価値を創造していくかを議論している。
― 御社で大切にしている価値観を教えてください。
「理想を語り実行する」をよく心に留めている。
― 10年後、関連マーケットはどうなっていると思いますか?
補助金の恩恵が終わり、本当の意味でのマーケット競争に晒された製品が残っている。日本初のV2Hの考え方が世界中に広がっている。
株式会社Yanekara
企業名
株式会社Yanekara
代表者名
代表取締役 松藤 圭亮 / 吉岡 大地
設立年月
2020年6月
事業概要
EV充電コントローラー「YaneCube」と複数台EVに特化した充放電器「YaneBox」を開発・販売。「YaneCube」はEV充電コンセントに取り付けるだけで、自動充電制御を行い、電気料金削減を実現します。「YaneBox」はEVを蓄電池として使うことで拠点で太陽光発電を最大限活用することができます。
URL
https://yanekara.jp/

About

EY新日本有限責任監査法人が主催する「EY Innovative Startup」は、イノベーションを推進するスタートアップ企業を表彰する制度です。

イノベーションを通じて社会に新たな価値を提供する企業の増加が、 今後の日本経済を下支えし、発展させるための重要な要素になると考えられます。成長性、革新性、社会性等の観点からスタートアップ企業を奨励し、その知名度の向上に寄与することで、よりよい社会の構築につなげることを目指しています。