Message
受賞企業メッセージ

2022年現在,全国平均だと7社で1人の割合で警備員を獲得しあっているというほど警備業界は人材不足である。全国の常時4万現場ある工事現場において、ペインとして警備員不足に起因した工事進捗の送れによって建設現場の生産性が大幅に低下すること、また現場における警備員の死亡事故多発していることなどがあり、それらのペインを当社のシステムで解決して、建設現場における安全性と生産性の向上を図りたい。

加え,「警備の業界だって,工夫次第でまだ未来は明るい」ということを、多くの警備会社・警備員に気づいてもらい,奮い立ってほしい。これにより、警備を「人数×単価」という労働集約産業から、「交通安全一式を, AI を使って保障します」というビジネスモデルに変化させたい。

さらに。KB-eyeの取り組みを見て、警備業以外でも自社の業界に希望を持っていない多くの経営者に、「本業×テクノロジー×想い」で自社のビジネスモデルが変わり、未来が変わるという希望を持ってほしい。

代表取締役(CO-CEO) 秋山一也 橘田孝一

 

創業のきっかけを教えてください

警備会社を21年間経営してきた創業者秋山が、自社ならびに、同業者に於いて発生する相次ぐ警備中の受傷事故を体験してきたこと。また、「”そろそろまともな仕事に就きなさい”と妻の両親から言われてしまったので退職させてください」という社員からの言葉に対して業界従事者への申し訳なさと,なんとかして業界イメージを変えなければという2つの動機から、創業を決意した。

御社のチームの強みはどこですか

20年以上の警備経験のある秋山と、高度な映像解析技術を有する橘田のJVから始まったため、業務的並びに技術的知識と経験が当初より備わっている。

また、全国交通誘導DX推進協会という協会を設立し、同2名で運営しており,会員も増えている。この会員はKB-eyeを使用して、秋山の提唱する課題を解決するべきだと強く共感している仲間であり、情報網・販売網という観点からも非常に強みである。

どういうチームづくりを心がけていますか

課題感、理念を共有するということを、ビジネス進捗と同様に重要視している。交通誘導のデファクトスタンダードを目指しているので、当社の理念はステークホルダーにも浸透させる必要があり、当然チームではこれをマストとしている。

御社で一番大切にしている価値観を教えてください

1)才能を私物化せず、一人ひとりが最大限の力を共有し合うこと
2)常に明るく前向きに、夢と希望を持って業務にあたること
3)一日でも早く、警備業界を人が羨む業界に革新させるぞというマインド
4)会社と個人のビジョンをすり合わせ、社員が自己実現できるフィールドとなること
5)正しく、美しく、正攻法で進むこと

10年後、関連市場はどうなっていると思いますか

自動運転車含め、あらゆる交通デバイスは自動化される。工事現場の警備は、それが相当遅れると思われるが、自動運転車と工事現場情報を連携させるといったように、交通安全のための情報プラットフォームは整備される。

また、警備という視点では、雑踏警備も自動化せれ、痛ましい事故も減らせるようになる。いずれのマーケットも、今後拡大していくだろう。

10年後、御社はどうなっていると思いますか

IPOを果たし、トラフィックテックの必要不可欠なプレイヤーとなっている。現在の交通誘導にとどまらず、自動運転連携はもちろん、スマートシティーにおける安全な交通誘導に欠かせないパーツとなっている。そして、社員はみな明るい。

Overview
事業概要

企業名KB-eye株式会社
代表者名秋山 一也 橘田 孝一
設立年月2018年8月8日
URL https://kb-eye.jp/
事業概要【人間の代わりに交通誘導警備を】をテーマに、交通誘導員(人間)をKB-eye(誘導システム)に切替えるという事業を行っている。また、これにとどまらず交通誘導に用いている映像解析技術ならびに工事現場におけるアルゴリズム等を活用し、トラフィックテック分野に幅広く展開している。