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受賞企業メッセージ

株式会社ElevationSpaceは、「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」ことをミッションに掲げています。

宇宙空間には、微小重力、高真空、宇宙放射線といった地球では再現の難しい特徴があり、宇宙環境を利用した研究開発はイノベーションに不可欠なものです。現在、宇宙で実験を行うためには、国際宇宙ステーション(ISS)を利用する必要がありますが、ISSは2030年に退役することが決まっており、その後の運用や計画は不透明な状況です。

私たちは、ポストISSを見据え、無人・小型・回収可能な人工衛星を開発し、高頻度かつ安価に宇宙を利用できる宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」のサービス化を目指しています。

人間の生活圏が宇宙へ広がる将来においては、衣食住やエンターテイメントなど生活を支えるあらゆる技術を宇宙で実証する必要があります。

これらの有人宇宙技術実現のためにも、まずは無人の人工衛星で技術を確立し、宇宙での実証機会そのものを増やし、宇宙実証を利用しやすいものに変えていくことで、「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」というミッションを実現します。

代表取締役CEO 小林 稜平

創業のきっかけを教えてください

創業者である代表取締役CEO小林は、元々建築を専攻していましたが、「宇宙建築」という分野に出会い、宇宙で人が生活できる世界の実現を目指すようになりました。
人類にとって、生存領域を月や火星、さらには太陽系外へと拡大していくことは人類存続のために必要不可欠です。
人が宇宙と地球を自由に行き来する世界を実現するためには、地球上へ帰ってくる技術(大気圏再突入技術)の獲得が重要であると考え、宇宙空間へ打ち上げた衛星を地球に帰還させ回収するという「ELS-R」事業を柱に創業しました。

御社のチームの強みはどこですか

『誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする』のミッションに共感しているメンバーが集まっていることが強みです。即戦力として活躍できる知識・経験・スキルを持っているメンバーであることも強みではありますが、ミッションへの共感があるからこそ、各人の強みを最大限に発揮して、困難な課題や環境に立ち向かえる組織であると自負しています。

どういうチームづくりを心がけていますか

メンバーひとりひとりに対して期待することを、明確に伝えることで成長するチームにすることを心がけています。『誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする』というミッションを達成するには、組織の成長とメンバーひとりひとりの成長が不可欠です。ともに成長し、ミッション実現のために同じ方向を向いて取り組める、その対話ができるチームづくりを心がけています。

御社で一番大切にしている価値観を教えてください

Who Dares Wins
Disrupt Common Sense
Try First, Kaizen Fast
One Team
これらは弊社が掲げる4つのValueで、このすべてを重要と考え、社員の行動においても重視されています。常識を疑い、ものごとの本質を捉えて考えること。まず取り組んでみて、素早く改善していくこと。そして敢えて挑んだ者が克つという気概を持つことが、Missionを成し遂げるうえで大切な価値観であると考えています。チームを想い、チームで物事を成すという思いを胸に日々活動しています。

10年後、関連市場はどうなっていると思いますか

今後数十年のさらなる発展に向けて成長を続けていると思います。現時点では、宇宙参入を検討する企業は多いものの、どのように参入すればよいか分からず、方法を模索している企業が多いと考えています。しかし、10年後には様々なソリューションが提供され、多くの企業が既に宇宙と関わりを持つようになっているはずです。弊社の事業はそのような未来を実現するための橋頭堡になれると考えており、宇宙利用市場の発展ひいては宇宙産業全体の発展を促進していきます。

10年後、御社はどうなっていると思いますか

先に弊社代表小林が回答した通り、ELSは「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」ことをミッションに掲げています。これを達成するために「2040年までに有人宇宙技術を確立し、地球軌道上の活動拠点を構築する」ことをビジョンに定めました。これは20年後のELSの”ありたい姿”ですが、その中途段階としての10年後には、人間が宇宙に行って無事に地球に帰還できるだけの要素技術を獲得していると思います。それまでにも高度な要素技術の積み重ねが必要になりますが、この高い目標を実現するためチームで邁進したいと思います。

Overview
事業概要

企業名株式会社ElevationSpace
代表者名小林 稜平
設立年月2021年2月3日
URL https://elevation-space.com/
事業概要国際宇宙ステーション退役後を見据えた、宇宙での実験・実証環境を提供するプラットフォーム「ELS-R」を開発しています。宇宙での実験や材料製造を高頻度・低価格で行うことができるようにするほか、地上で利用されている製品の宇宙環境での実証機会を提供することで、サプライヤの宇宙産業参入を促進します。