Message受賞企業メッセージ
家庭の食卓は母親が守るという固定観念を取り払い、家庭の食を社会が担う仕組みを作りたいという創業当初から目指す共助の世界と、飲食業界において顕在化している働き方の不合理を解消し、個々の料理人がもっと自由に個の力を発揮する未来をつくっていくことを目指しています。
代表取締役 飯田 陽狩 共同代表 井出 有希
創業のきっかけを教えてください
代表の飯田と井出が同じ会社で働く中で出産を経験。出産を機に共働きで子育てをする中で日々の食卓が犠牲になることに罪悪感を抱き、食卓を守る役割を社会が担う仕組みを作り、食の専門家が寄り添う、内食の新たな選択肢を作りたいと考え立ち上げました。
御社のチームの強みはどこですか
創業者が自身のペインを解決したいという思いで始めた事業に、大手企業やスタートアップ、さまざまな業種出身の多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、自分たちであたらしい世界を作っていくんだという強い思いを持って仕事に取り組んでいます。自分の役割を超えて提案や発信ができる人が集まり、各自業務の役割を保ちつつも「垣根を越えてサービスをいかに良くするか?」をみんなが考え、意見を交わしながら日々仕事に取り組んでいることが大きな強みです。
どういうチームづくりを心がけていますか
一人一人が主体性を持って仕事に取り組める環境を作ること、そしてチームとしての強みをもっと活かしていけるように、フラットな組織でいることを心がけています。
また、チャレンジングなことをしないと事業も組織も成長しないので、失敗することを責めない文化があります。
御社で一番大切にしている価値観を教えてください
「料理の世界をもっとフラットに。もっとオープンに。」というミッションを実現するために、目指し、4つのバリューを大切にしています。「Creative Way:創造して、想像を超えよう」「Quick Win:スピードが価値」「Grow or Die:自らの手で未来を切り拓く」「All for Done:チームでやり切る」
10年後、関連市場はどうなっていると思いますか
コロナ禍を経て飲食業界の構造変化が迫られています。料理人が店舗に依存せず自身のスキルを活かした柔軟な働き方を目指す動きがより当たり前になるでしょう。
一般家庭においても、食事の問題は家庭の中で解決するべき、母親が担うべきという概念は薄まり、専門家に相談する、頼るということが当たり前の選択肢になっていくと考えます。
10年後、御社はどうなっていると思いますか
シェアダインが、出張シェフという新しいカテゴリーを生み出し、人の軸で飲食業界の構造変化に取り組んだパイオニア企業だねと言われる状況を作り出したいです。
Overview事業概要
企業名 | 株式会社シェアダイン |
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代表者名 | 飯田 陽狩 井出 有希 |
設立年月 | 2017年5月 |
URL | https://sharedine.me/ |
事業概要 | 栄養士・調理師などの資格を持った食の専門家が、出張シェフとして3,000名以上が登録する日本最大級の出張シェフサービス。産前産後のお食事、離乳食から筋トレ、生活習慣病対策のお食事までライフステージに合わせ家庭における料理をパーソナライズします。 |