株式会社トリファ
日本発、世界一のプロダクトをつくる

Message

トリファというサービス名は「海外を旅する人にとってのインフラになりたい」という思いを込めて「Trip＋Infrastructure（旅行＋インフラ）」を組み合わせた造語です。

現在は海外eSIMの領域でユーザーの皆さんの旅行時の通信のペインを解決することに注力していますが、今後は通信以外の決済(ペイメント)や移動(モビリティ)などのドメインにもサービス領域を広げて海外旅行におけるスーパーアプリへとプロダクトを進化させ、文字通り海外旅行のインフラになり、「トリファとパスポートさえあれば十分」という世界観を実現していきたいと思っています。

会社としての夢もあります。日本がもう一度世界でイニシアティブをとっている世の中にすること、そしてそれを体現する会社を作ることです。事業そのものだけでなく、会社の将来像にも大きなビジョン・志を描いていきたいと思っています。

株式会社トリファ
代表取締役　嘉名 雅俊

Interview

創業のきっかけを教えてください

学生時代に訪れたベトナムにて、現地の学生がテクノロジーを通じて世の中を変えたいと熱く語っている姿を見て、自分が普段考えていることのスケールがとても小さいなと感じ、自分もスタートアップをやりたいと思い始めたのがきっかけです。

帰国後はチャットボットを提供するスタートアップにインターンとしてジョインし、そのまま新卒入社したのですが、とあるきっかけで戦争資料館を訪れることがありました。そこで戦争で亡くなった私とほとんど年の変わらない若者たちの遺言を見て、残りの人生を何に使うかを深く考えさせられ、「世界に羽ばたいていける日本発のプロダクトを作ってみたい。そのために時間を使いたい」と思い、起業しました。

御社のサービスや技術の独自性や優位性はどこですか

サービスのローンチ以来、一貫して①アプリの使いやすさ、②通信品質の高さ、③サポート品質の高さにこだわってきています。eSIMの利用がはじめての方や、スマホ操作に慣れていない方でもアプリ一つで簡単に、安心してご利用いただけるようなユーザー体験づくりと、安定した高速通信の提供を中心とした「総合的なサービス体験の品質」を大切にしており、そこに価値を感じてくださった方の口コミや紹介がサービスの持続的な成長に繋がっていると感じています。

御社のチームの強みを教えてください

マーケティング、プロダクト(開発)、カスタマーサポートの各チームが組織の垣根を超えて「お客様に良いサービスを届ける」という共通のゴール・目的のために積極的に協力し合う文化があることはトリファのチームの強みの一つだと思います。ソフトウェアのサービスなのでお客様の顔を見る機会は多くありませんが、それでもお客様を第一に考える姿勢を全チームで共有できていることはこれから組織が拡大していく中でも大事にしていきたいなと思っています。

どういうチームづくりを心がけていますか

トリファのチームを知る方からは「トリファの人ってみんな良い人だよね」と言っていただけることが多く、手前味噌ではありますが自分でも素直で性根の良いメンバーが多いチームなのかなと感じています。ただ同時に、素直一辺倒では乗り越えられない壁や山もあると思っているので、柔と剛を兼ね備えていてそれを場面に応じて上手く使い分けることのできるチームでありたいなと思っています。

御社で大切にしている価値観を教えてください

トリファでは、日々意識する行動指針として、次の価値観を大切にしています。

・できる理由を探す（FIND A REASON）
・凡事徹底（MASTER THE BASICS）
・イシューから始めよう（FROM ISSUE）
・速さは価値（GO FAST）
・データドリブン（DATA DRIVEN）
・仕組み化して次へ（SHIKUMIKA & GO）
・コンフォートゾーンから出る（BEYOND COMFORT）
・感動を届ける（DELIVER WOW）

なかでも自分が一番大事にしているのは「速さは価値」です。スピードはスタートアップが持つ(ほぼ唯一にして)最大の武器だと思っているので、プロダクトの機能アップデートにしてもマーケティングの施策にしても、気持ちとしては10倍速くらいの感覚で物事を進める意識を持って経営や事業に向き合っています。

10年後、関連マーケットはどうなっていると思いますか。その中で御社の目指すところは

2010年代に起きたスマートフォンやSNSの普及をベースにして、2020年代には海外旅行体験におけるオンラインの体験とオフラインの体験の融合がこれまで以上に進むのではないかと想像しています。そうした変化の中で、トリファは次の3年間でオンライン領域において国内シェア圧倒的No.1のポジションを確立し、その次の数年間でオフラインも巻き込んだより壮大な挑戦に踏み出していきたいと考えています。

Overview