Cloudbase株式会社
セキュリティを通じて、
日本企業が世界を変える時代をつくる

Message

Cloudbase株式会社は、「日本企業が世界を変える時代をつくる。」をミッションに、クラウドネイティブな開発を阻害するセキュリティリスクを取り除くことで、日本企業が本来持つポテンシャルを解き放ち、世界市場での競争力を高めることを目指しています。私たちが提供する「Cloudbase」は、いわばデジタル時代のガードレールのような存在で、これがあることで企業は安心して全力で事業展開できる環境が整います。

私たちの目標は、セキュリティにとどまらず、日本企業が世界で戦うための基盤となるプロダクトを次々と生み出していくことです。特に、日本のエンタープライズ企業が持つ潜在的な可能性を最大限に引き出せるよう、セキュリティとクラウドの両面から包括的なサポートを提供し、グローバル展開を支援していきたいです。

私たちの事業を通じ、「技術大国・日本」のさらなる成長を目指していきたいです。私たちは、単に自社の成長だけを追求するのではなく、日本全体の技術力向上と国際競争力の強化に貢献することで、日本を再び世界有数の技術大国として確立することを目指しています。

Cloudbase株式会社
代表取締役社長　岩佐晃也

Interview

創業のきっかけを教えてください

代表岩佐は父親の影響で小学4年生からプログラミングを始め、大学時代には様々な会社で開発業務に携わりました。当時、日本製のソフトウェアが少なくなり日本のソフトウェア業界の閉塞感を強く感じており、「偉大なサービスを作って世の中に届けたい」という思いを抱いていました。

2019年の京大4年の時に、大手金融企業のハッカソンで出会った縁がきっかけとなり、East Venturesから出資を受けることになります。同年の10月に京都から単身で上京。11月5日にLevetty株式会社（現Cloudbase株式会社）を設立しました。

御社のサービスや技術の独自性や優位性はどこですか

「Cloudbase」の最大の独自性は、セキュリティの専門知識を持たない担当者でも簡単に利用できる、直感的なクラウドセキュリティプラットフォームを提供している点です。日本企業ではセキュリティの専門家が不足している現状を踏まえ、クラウド環境を自動的にスキャンし、リスクを可視化・評価した上で、優先的に対処すべき脅威のみを抽出するトリアージ機能を実装しています。また、Azure、Oracleなども含め複数のクラウドサービスを一元管理できる優れたUIを備えており、日本製のプロダクトとしては独自の強みを持っています。

御社のチームの強みを教えてください

チームの強みは、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが集まっている点です。代表がソフトウェアエンジニア出身であり、メンバーにおいてもドメインの専門性が高く、大手企業からスタートアップをグロースさせた経験者まで、幅広い人材が在籍しています。スキルや経験はもちろんですが、バリューである「With」と「Unlock」を最重要視しており、それらを体現し生み出すカルチャーが強みの原動力であると考えています。

どういうチームづくりを心がけていますか

チームづくりにおいては、メンバーの自律性を重視し、トップダウンでの意思決定を最小限に抑えることで、メンバー一人一人が主体的に判断し行動できる環境を整えています。その際の判断基準として、経営層からメンバーまで一貫してミッションとバリューを重視し、組織全体で共通の価値観を持つことを大切にしています。また、「採用で終わりにしない」という考えのもと、入社後も継続的な成長支援と組織文化の醸成に力を入れ、持続的な組織の発展を目指しています。

御社で大切にしている価値観を教えてください

Cloudbaseでは、「Unlock」と「With」という2つのバリューをとても大切にしています。「Unlock」は新しい挑戦において既存の枠組みを疑い、革新的なアイデアや解決策を生み出す原動力となり、「With」はお客さまや社内メンバーをともに成長し成功するパートナーとして位置づけ、相互に支え合いながら価値創造に取り組むという精神を表しています。

これらのバリューは、私たちが事業を成長させる上で欠かせない価値観であり、すべての意思決定の基盤となっています。

10年後、関連マーケットはどうなっていると思いますか。その中で御社の目指すところは

パブリッククラウドの国内市場規模は3兆円を超え、今後も拡大が見込まれています。一方で、多くの日本企業においてサイバーセキュリティは重要課題と位置づけられておらず、最新のテクノロジー活用がなかなか進まない状況にあります。特に、AIの進化に伴い、サイバー攻撃は今後より複雑化・高度化していくことが予想され、クラウドセキュリティの重要性は一層高まっていく可能性が高いです。このような環境下で、Cloudbaseは日本企業のクラウド活用とセキュリティ対策を包括的にサポートし、企業の競争力向上に貢献していきたいと考えています。

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