「履歴」が消えるなんて もったいない!
―「問合せをしてくれたお客様」に関してはどのような特徴がありますか?
太田 先ほど話した「どんなコンテンツを見ているか」という「問合せ前の情報」って「問合せ後のユーザー情報」と紐付いていなかったんです。前の情報は全部消えちゃっていて。
―せっかく問合せがあっても、どんな方なのかわからなくなっていた?
太田 だから「SATORI」は「今まで見えなかった購買意欲を見える化」したんです。
―最後の段階、成約後のお客様にはどのようにアプローチを?
太田 これも同じイメージです。「どんな商品を購入したのか」だけでなく、「今までの履歴」がすべて紐付いていますから、タイミングを見て、リピートを促したり、「サポートに関するメッセージ」を送るのに使用できますね。
―どの段階においても「紐付けされたデータ」をもとにコミュニケーションが行えるというわけですね。
太田そして、そういったデータが貯まるわけですから「どんな広告をどこに出せばいいのか」「どんなメールをどのタイミングで発信すればいいのか」という具体的なやり方をどんどん最適化できるんです。きちんとデータに基づいて、「PDCAサイクル」を回していけるというわけですね。
「難しいテクノロジー」 では使えない
―「開発にあたっての思想」といいますか、譲れなかった点はありますか?太田「シンプルで、使い方がすぐわかる。そして動作が速い」という点を強く意識して、開発に取り組みました。
植山 「企業がやるものだから」とごちゃごちゃさせるのではなく、シンプルに。
―「シンプルで速い」がカッコいい。
植山「テクノロジーは難しい」じゃダメなんです。企業の担当者が「お客様が欲しいコンテンツを作る」ってことだけに集中できれば、素晴らしいじゃないですか。だからワンストップにしてお手伝いしたいんですよ。「WordとExcelさえ使えれば、『SATORI』も使える」というのが目標ですね。
―導入はすぐ行えるんですか?
太田 技術上は「最短1日」で導入できます。ただ、「プライバシーの取り扱い」をホームページに追記してもらったりとか、付随することもあるので、実際にはもう少し時間がかかってしまうこともあるんですけど。
▲「見えない顧客」を開拓する「SATORI」のフロー。
続々決まる導入企業、今後の展開は?
−どのくらいの費用で利用できますか?
植山 月額10万円です。
―既に「SATORI」を導入して、運用を開始した企業はありますか?
植山 リノベる株式会社の「リノベる。」と株式会社ユーザラスの「発注ナビ」という二つのサービスに採用されています。
―今後は、どのような企業に展開していきたいとお考えですか?
植山 コミュニケーションを重視するさまざまな業界で活用いただけますので、特に「顧客や消費者とのリードタイムが長く、信頼関係を重視する企業」に使っていただきたいですね。マーケティング以外の業務でもPRや採用分野での利用が想定されています。
―最後に展望を教えてください。
植山 個人は「深い情報を提供すること」に不安を覚え、企業は「個人情報には関わりたくない」と考えるかもしれません。でも「ディープデータに基づいた情報」が便利であることも間違いなくて。ですから「SATORI」は「企業と消費者の双方」が「安心してコミュニケーションができるプラットフォーム」にしたいんです。そして「個人のディープデータが適正に流通する」ように促していきたいですね。
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