2017年11月16日、東京都渋谷にて「東北発!『IT×水産業』のイノベーション TOHOKU IGNITION2017 DAY3」が開催された(会場:TECH PLAY SHIBUYA)。「TOHOKU IGNITION」は、東北で情熱を持って活動している人たちの魅力を伝えることで、その情熱を着火剤として、想いを持って東北と関わる人を増やすことを目的に、仙台市が2016年から実施しているプログラムだ。会は2部構成で、1部はパネルディスカッション、2部は東北の美味しい海産物と日本酒を囲みながらのネットワーキングが行われた。
今回のテーマは「IT×水産業」。水産業にITの仕組みを導入し、イノベーションを生み出している当事者の言葉は参加者を触発し、熱量の高いイベントとなった。そのパネルディスカッションの様子を、出来る限り語られたままの言葉を生かしてお送りする。行間からにじみ出るような情熱を感じてほしい。[読了目安:8分]
社会課題の先進地である東北から、世界のロールモデルを
パネルディスカッションに入る前に、仙台市経済局産業政策部地域産業支援課 起業支援担当主事の今野 勇希氏から、現在仙台市が進めているプロジェクトが紹介された。今野氏は、仙台そして東北を語る上で欠かすことができない出来事として3.11を挙げる。2011年3月11日、東日本大震災によって、東北に住む人々の価値観は大きく変化した。地域について考える人が多くなり、地域の未来を変えるためにチャレンジする人が生まれている。
一方で、震災以前から存在していた課題は2011年以降より強く顕在化しているという。具体的には東北地方の約8割の都市が消滅可能性都市とされている例を挙げる。
そのような状況の中、仙台市は起業支援を進めている。これまではイベントの開催などで東北に住む人、東北に魅力を感じる人に対して、東北で頑張ってくれるようハートに火をつけるような取り組みを行っていた。
2017年度からは、実際にその想いをかたちにする事業をスタートしている。具体的には、社会課題解決を志す人材を支援する「SOCIAL IGNITION(ソーシャルイグニッション)アクセラレーター」と、スケールアップを目指す起業家を応援する「TOHOKU ACCELERATOR(東北アクセラレーター)2017」という2つのプログラムだ。加えて、「TOHOKU IGNITION(東北イグニッション)サポーター」事業も推進している。
「東北は社会課題の先進地であり、さらに震災を経験している。そんな東北だからこそ、世界のロールモデルとして、社会課題を解決する先進地としてできることがある(今野氏)」。ただ、そのためには東北に住む人間の力だけでは足りない。「是非、東北のために一歩をともに踏み出してもらいたい」と今野氏は呼びかけた。
イントロダクション
関 モデレーターの関です。よろしくお願いします。今日は、美味しいお酒を飲む前に、皆さんのお話を聞いてまいりたいと思います。まず、簡単に自己紹介をお願いします。
三嶋 仙台から来ましたアンデックス株式会社の三嶋です。仙台でコンピュータのソフトウェアの開発をやっています。今、水産業にITを取り込んで、仙台地域発で新しいビジネスを作り、日本をはじめ世界にまで広げようと思っています。よろしくお願いいたします。
山内 南三陸から来ました株式会社ヤマウチの山内と申します。うちは南三陸町という地域で鮮魚店をして70年ぐらいになるんですけど、そこから水産加工品を製造して全国のスーパーに卸したり、Eコマースで直接消費者にインターネット販売したりしています。よろしくお願いします。
山本 株式会社フーディソンの山本と申します。私は出身が埼玉で沿岸部でもないですし、新卒で入った不動産会社では営業をやっていました。そのあと、その会社にいた先輩たちと一緒に介護とか医療の業界でビジネスを始めました。水産事業に向かうきっかけは、岩手でサンマの漁師さんにお会いした事です。よろしくお願いします。
関 というわけで、気楽な感じで行きたいなと思います。私はCode for Japanという一般社団法人のコミュニティを運営しております。Code for Japanを始めたきっかけというのが、東日本大震災です。何をやりたいかというと、市民と行政の間の関係性を変えたい。これからの時代は、行政と市民が一緒になって課題解決をやっていくことが大切だと思い活動をしています。
今は、行政と一緒に勉強会を開いたり、ハッカソンと呼ばれるようなイベントをやったり、いろんな町の情報収集をしてオンラインのサーバーに乗せるような活動をしたり、様々なことを各地で主体的にやっています。
東北では、行政向けの支援みたいなこともやっておりまして、そのうちひとつが行政向けのIT人材派遣です。最近は、浪江町で一時避難からの帰還が始まっているので、それの情報発信のメディア作りもお手伝いしています。
収集した海のデータをクラウドに格納、業務改善に活用する
関 水産業にITを取り込む活動をしている三嶋さん。活動内容を具体的に教えてください。
三嶋 私どもアンデックスは「ITと水産を掛けて何か面白いことをやろう」、「被災地から情報を発信して世界を変えよう」と考えております。地道にコツコツ4年やっていたらドコモさんが「面白いことやっているね。一緒にやらない?」と声をかけてくれて、旗印を掲げました。
われわれは「ユビキタスブイ」と呼ばれるものを作りました。海面のところに温度計をつけ、実際に養殖をやる1メートル50から2メートルのところにセンサーをつけます。温度センサーです。それ以外にも、栄養分や酸素量などのデータを1時間ごとに収集します。
それを今度はクラウド上のサーバーに蓄積して、漁師さんが家から、または陸上からでも海の様子を見られるようにしました。これは作業の効率化にもつながります。それまで3回ほど海の様子を調べに行っていた回数が1回でも減れば、1、2時間の作業効率が上がります。船を出すときのガソリン代も軽減されます。
それから、漁師さんにとって使いやすいように、アプリ画面のユーザーインターフェースや使い方も工夫しています。
関 三嶋さんの会社だけで作られたんですか?
三嶋 仕組みはドコモさんとアンデックスが協業して作りました。しかし「このIT漁業というのは確かなものなの?」という不安もあるので、公立はこだて未来大学の和田先生と一緒にやっています。和田先生は10年前からマリンITで研究している知識を、当社のほうに無償で提供してくださっています。
関 「ユビキタスブイ」を導入する時の課題は何ですか?
三嶋 まず漁師さんたちの意識を変えること。「ITを導入するんだ」と、現場の人たちの意識改革をすることが必要です。あと、ちょっとIoT機器の値段が高いです。この「ユビキタスブイ」は数十万円しますし、通信料と使用料がかかるので、それをどうやって解決するのかは課題です。それでも、養殖の品質が上がり、魚価が高くなるのであれば「じゃあ導入しよう」となるので、大切なのは結果ですよね。
関 具体的に「ユビキタスブイ」でどんな成果が出てますか?
三嶋 実際にノリの養殖に「ユビキタスブイ」を使ってもらい、昨年度、いい品質で収穫できていい値段で売れた、という事例があります。
関 実績が出ているのが素晴らしいですね。
ITツールで業務効率化、残業0を実現!
関 山内さんはどんな活動を?
山内 私どもの会社は創業70年ぐらいになります。南三陸町は、宮城県のほぼ最北で、気仙沼市と石巻市の間にあります。リアス式の海岸が湾を囲んでいるので、養殖が非常にやりやすい地域です。
何の養殖をしているのかというと、宮城県自体がギンザケの養殖に力を入れているという理由で、南三陸町もギンザケの養殖をやっています。あとはカキやホヤ。このホヤは全国の8割が宮城県産なんですけど、そのほとんどが女川と南三陸で養殖しています。
うちの業務形態は、もともとやっている鮮魚店がありつつ、それを地元の食材、鮮魚とか魚介類を使った200種類ぐらいの水産加工品を、自社で一次加工から製品化しています。最近は通販で魚や魚介類を売っています。
主力商品は、宮城県産のサケやサバ、タラ、ギンザケを焼いてパックしてある「温めるだけ」という物で、東京で200円ぐらいで販売されているんです。今は北海道から沖縄のかなりのスーパーに卸していまして、1日1万パックぐらい作っています。
うちのITの取り組みについて言えば、業務改革をしようということで2013年からITツールを使って、自分の会社の業務をどれだけ効率化できるのか取り組みました。おかげさまで、サイボウズアワード2016を受賞しました。残業0を実現し、クラウドで情報を共有しているので上司が指示をしなくてもいい。地元を変えるために、とにかく自分の会社からITで働き方を変えようということをやっております。
関 水産業にITは相性がいいと実感されている?
山内 今まで全くITが入っていなかった業界なので、ITを入れれば劇的に変わると思いますね。うちの様に、たかだか50人ぐらいの会社でそれが実現できているわけですから。水産業というのはもっと発展していかないと、本当に厳しいことになると思います。
ソフトウェアを刷新し、世界とつながるプラットフォームを構築する
関 山本さんは?
山本 われわれフーディソンは、「世界の食をもっと楽しくする」ということを掲げ、2013年の4月に創業しています。日本の水産流通が儲かる産業になることがすごく重要だと思っています。持続可能性が担保できる状態にすることができたらいいなと思っています。そこで、水産流通のプラットフォームを構築しようと考えています。
それを実現するには、業界構造を理解しなきゃいけない。そこで、魚屋の事業を立ち上げ、飲食店さん向けに卸売りの事業もはじめました。産地と一緒になって地元の産品をPRするお手伝いもしています。IT化できるところをIT化する、そんな事をやっております。
関 プラットフォームについてもう少し教えてください。
山本 プラットフォームっていうのは情報をつないで、商売をつないで、物流をつなぐ場なのかなと思っています。実は、私の会社で2023年のビジョンを作ったんです。「2023年には、水産流通のプラットフォームを再構築している」というビジョンです。
今まで日本は水産業にずっと投資してきました。湾岸を整備し、市場を整備し、物流の起点になるような場所を整備してきた。そして、商習慣はそこに紐づいていて、その狭いエリアでのマッチングがなされ、価格決定がされているという現状がある。それらを変えることを再構築と呼んでいます。
全部をゼロから作るのではなく、今あるものは活用する。つまり、市場の機能はぜひ活用させていただきたいし、ハードウェアも使わせていただきたい。ただし、ソフトウェアに関しては作り変えて、狭いエリアの価格決定にならないように、日本国内はもちろん世界全体と情報がつながるプラットフォームを実現したいと考えています。
関 三嶋さんがお話しされた「ユビキタスブイ」は、その辺にチャレンジしているんですか?
三嶋 僕はどちらかというと現場に近いIT化という部分をやっています。現場である船の上からも、陸上からも現場の状況が分かる仕組み作りにチャレンジしています。
人手不足問題にIT化で対応する
関 今日は会場からの質問にもお答えします。ひとつめ、「昨今若者がいないなどと言われます。マンパワー不足をITで解決した事例があればどなたか教えてください」。
山本 以前の市場では、魚が大量に届いてそれを計量し重さを測ってメモして、そのメモを入れて出荷するということを2人1組でやっていたんです。この作業は、QRコードを活用することで作業を1人でできるようになりました。市場の中で必須の業務なので、IT化の効用があったと思います。
山内 昔は夜12時まで受注作業していたところ、今は残業しても1〜2時間です。それぐらいまでITで問題を解決できていますね。
三嶋 われわれの提供するIT化の仕組みで漁師さんの収入がある程度上がり、多少のいい車に乗ってかっこいい姿が見られる様になれば、「東北の漁師ってかっこいいんだよね。じゃあ漁師やろうか」って考える人が増えるかもしれませんね。
関 次の質問です。「漁獲量がシュリンクしているとよく報道されます。ITで解決できそうですか」。
三嶋 確かに魚のとれる量はだんだん変わってきています。現在、我々がやっているのは養殖なんですけれども、養殖であればITの力を使って維持、または少し上げられるんじゃないのかな、という思いでチャレンジしています。
なぜ水産業だったのか
関 次にお伺いしたいことは、「どうして水産なんですか?」という質問です。三嶋さんから順番に。
三嶋 今はIT屋をやっていますけど、実は私、高校を卒業しまして、食品業界にいました。そのあと24歳から31歳まで、実は水産商社にいたんです。そこでエビ担当で、東南アジアのほうをぐるぐる回っていました。日本向けにいろいろな商品を作ったり、東北の水産加工屋さんなどを回って、エビの加工をしてもらったり、地場の商品を商社流通で流したり。食品の流通の分野に関しては12~13年ぐらいやっていたと。そういう知識があったとことは大きかったです。
で、直接のきっかけは、仙台松島という場所です。カキの産地なんです。広島と競っている。そこの漁師さんたちが震災以降、津波でどんどん海の中も変えられて、そもそも現場が違うと嘆いていた。異常気象で、暑かったり寒かったり、獲れるはずの場所でカキが獲れないという問題に対して、漁師さん自体がどうしていいか分からないと。それなら、地域のIT会社として「何かやっちゃおう」という事で、漁師さんと一緒に手を組んで課題解決に取り組みました。
関 山内さんはシンプルな理由ですよね。
山内 はい。実家が70年前から魚屋なので。
関 でも東京に出ていたんですよね。戻るきっかけというのは?
山内 東京でカメラマンをやっていたんですけど、僕は長男なので、いずれ戻らなきゃいけないっていうのがあって。ある時、東京に来た親父を東京駅へ送った時に後ろ姿を見て「年取ったな」と。それで「そろそろ帰ろうかな」と思ったんです。
関 それは震災が起こる前ですよね。
山内 そうです。2004年ぐらいです。
関 山本さんは?
山本 私は工学部の機械工学科で、エンジン設計などをやっていたんです。もともと卒業するときから、なんとなく「起業したいな」と思っていたんですね。
そんな時期、岩手に行ったんですね。そこである漁師さんに出会いました。その方が「サンマは1キロ10円~30円で売っている」と教えてくれました。サンマ1匹が100gだとすると1匹の原価が1円とか3円になる。「漁業の現場ではいったい何が起きているんだろう?」と、おかしいと感じたのがきっかけで、水産流通に向き合うようになり、起業に至りました。
水産流通には、業務効率化とマーケティングの観点が不足している
関 山本さんは小売店を作られました。現状の小売店には課題があると思ってやっているんですか?
山本 そうですね。水産流通で大きな問題があるとすると、業務の効率化という観点と、マーケティングという観点が十分ではない事だと思ったんです。
日本の魚の流通のほとんどは量販店さんで売られているわけですね。大体7割ぐらいと言われています。その魚は、昔は安く売られていました。10年前ぐらいまでは魚のほうが肉よりもグラム単価が安かったんですよ。しかし、10年前を契機にして肉のほうが安くなるタイミングがありまして、そこから魚の消費量ってガクッと減り始めているんだと思います。
関 お肉の方が主流になってしまったと?
山本 はい。そう変化したにも関わらず、本来は魚が高いものなのに小売店では安く売って勝負している。この状態を続けては未来がないと思いました。
そこで、まず自分たちで小売店を作り、あるべきモデルをチャレンジしていく中で、そのマーケティングの可能性を模索していきたいと考えました。実験的に小売店をやり始めたといえます。
もともと東北にあるコンテンツを表現し切ること
関 水産の領域で、東北だからこそというか、強烈なコンテンツで新しい文化を作れるんじゃないかみたいな、何かお考えがあればお伺いしたい。山内さん、いかがでしょう。
山内 僕はやっぱり東北人なので、すごく思うところがありますね。コンテンツというよりは、東北って結構いいモノづくりしてるし、いい文化があるんです。ただ下手くそなのが、表現する、外に向けて発信すること。なので、そこが一番の課題かなと。
震災が起きてからは、都会など外からいろんな人たちがアクションを起こしてくれて、接してくれるようになり、改めて東北の良さに気づいた人たちが多いんじゃないかなと。もともと持っているものを表現し切れればいいかと思っています。
関 私も全国回る中で東北の方ともお会いしますけど、一言で言うとシャイな方が多いんですよね。アピール下手というか。いいところもすごくあると思うんですけど。三嶋さんはどうでしょうか?
三嶋 東北人はしゃべるのが、PRするのが下手なので、まずこれをしっかりやっていきましょうというのが私の考えです。例えばこういう場に来てこうやって話すのもひとつです。よく私は言うんですけども、最終的にハートなんですよ。熱いハートがあるのかどうなのか。とにかく熱を持って、ハートをもってトライすることが大切ですよね。
水産業が変われば、東北はもっと元気になる
関 ありがとうございます。皆さんにはビジョンがあると思います。それに向けて課題やお考えがあればお聞かせください。
山本 なぜ魚の流通はIT化が遅れているのか。それは、商品である時間が短いからです。どんどん腐っちゃうんです。腐っちゃうので、大量に上がってきた魚を全部データ化することが非効率だからなんです。その場でバンバン価格を決めてバンバン売り先を決めていく方が効率的。つまり、IT化の必然性がそもそもなかったんだと思うんです。
課題はそこにあります。どうやったら魚をデータ化できるのか。「3人でやっていた仕事が1人でできるようになった」とか「業務改善は実現できているので、船の上でどうデータを活用できるか」という課題が解決されると、魚の流通も随分よくなるんじゃないかなと思いますね。水産業が変われば、結果的に東北を元気にしてくれると思っています。
山内 今日、お二方とお会いして、水産業も新しく生まれ変わる気がして、すごくいい機会をいただいたと思ったんです。でも僕の場合は、かなり地域に密着している商売なので、「10年後の港町がこうなっていてほしい」「こうなる様にそこへ向かって僕らがやるべきことはここだ」ということで考えているんです。でも、すごく小っちゃいことを言うと、町が消滅しないように、みんなで力を合わせて頑張っていくしかないですね。その先頭を走る企業でありたいし、ずっと突き進んでいきたいなと思います。どこか精神的な話になりますけどね。
三嶋 一人の限界ってありますので、仲間づくりは大切ですね。自分の応援団を作る。作れば、みんなが応援してくれて、×100とか、×200とか、×300っていう掛け算が出てくるので、そうやっていけばいろいろな問題は解決していくんじゃないのかなと私は考えています。
10年後のビジョンに関しては、地域に貢献してお客様に喜んでもらうということで「水産×IT」をやっています。その水産業を、新しく仕組みを作って変えていって、漁師に喜んでもらう。また、ネットの仕組みを使って魚を売ってもらう。そうすればみんなに幸せになってもらえる。そこを目指すためにわれわれはやっています。
また、一緒に働いている社員ですね。社員の幸福も目指さなきゃいけないですね。物心両面の最大限幸福。「アンデックスで働いてよかったな」と思ってもらえる会社を作りたい。10年後には、みんなでビューティフルな素晴らしい生活があるんだよ、というのを実現したい。そういうビジョンを、そこを目指してやっております。
関 お三方、本当に素晴らしいお話をありがとうございました。私自身も東北をいろいろ回って、先ほど魅力の話もありましたけど、やはり人だな、というのは非常に感じました。本日は、いろいろな素晴らしい人たちが頑張っている話に触れることができ、なんだか勇気をもらえるし、何かできることないかなって、また東北に行きたくなるという好循環が生まれるかなと思います。
改めてパネリストの皆さんに拍手をお願いします。ありがとうございます。