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世界の製造現場で「見えない」問題を解決する
Company
シンクロア株式会社
「光は波でもあり粒子でもある」光は、進むときは波のように広がり、エネルギーを受け渡すとき(検出されるとき)は粒子として振る舞います。この不思議な性質により、光は「波でもないし粒子でもない、量子という新しい概念の物質」として現代物理学では理解されています。
シンクロアでは、この不思議な二重性をもつ光を、時には位相を使い、またあるときには干渉波に変えたりと、さまざまなアイデアとノウハウにて「見えないものを可視化し、見たくないものを不可視化」を実現してきました。AIが学習する「何枚もの画像データ」は「ソフト画像処理済」が主になりますが、「真実」を追及するのであれば、シンクロアの「光学技術」を使うと「ハレーションも影もない生画像」を取得することができます。この「光学技術」はサイズはお好みのままです。小さなレンズにも搭載可能です。
世界の製造現場ではまだまだ「目を酷使した外観検査」もあれば「製造ラインの効率化・DX化」を促進しなくてはならない現場が多々あります。シンクロアの光学技術を昔流行った、あの「インテル入ってる?」のように、世界の製造現場に浸透していきたいと思っています。
創業のきっかけを教えてください
シンクロアは、手術灯の配光計算ができる技術者(現取締役)と一緒に、医療業界をスピンアウトして創業致しました。目的は、がんセンターの外科医から「臓器が鮮明に見え、光のハレーションのない環境で手術がしたい、また画像を撮りたい」との要望があり、それを実現するべく事業化を進めてまいりました。7年の歳月をかけて位相偏光フィルターと医療照明技術と融合する技術として完成し、現在は、工業分野において位相偏光技術(PHASERAY Technology)として、上市しています。
御社のサービスや技術の独自性や優位性はどこですか
弊社の特許化した位相偏光技術(PHASERAY®)は、特殊な偏光技術と医療照明技術により、複雑な構造物でさえ、影やハレーションがない生画像を取得できる画期的な光学技術だ。画像処理に手間取る時間を省き、トータルコストを削減できます。優位性としては、他社では必ず「データクレンジング」(無駄な影、ハレーションを画像処理をしてきれいにすること)でコストと時間をかけなくてはならないが、シンクロアのPHASERAY®を使えば、AI学習までのトータル時間とコストが大幅に削減できます。
御社のチームの強みを教えてください
各人が特徴のある技術をもち、ライバル大手外観検査装置メーカーよりも、「誰もが持ちえないカッティングエッジなパフォーマンス」をご提供することができます。
0から1を創造できる開発者~1から100まで製造できる設計者~独自のアルゴリズムを作れるソフトウェア開発者~光学技術で外観検査を作る技術者~事業計画・資本政策に通じ、電磁波を主に研究している技術者~某大企業のアメリカ支社長経験した顧問、そして新規事業創出と伝える力を持つ代表取締役という7名で運営しています。

どういうチームづくりを心がけていますか
最大限のパフォーマンスを出せる為に、一人ひとりの行動力と提案力を決して否定せず、まずは「やってみよう」「できないと言わない」というモチベーションでチャレンジをしています。新しいことは「初めてわかること」であるので「その時の失敗は最大限自分の経験となり二度と同じ過ちを繰り返さない」というチームづくりをしています。
御社で大切にしている価値観を教えてください
「礼節と謙虚」これができれば、世の中渡っていける、と訓示をしています。
また、「とことん話し合う」を基本に人間としてどのように成長してもらえるか、シンクロアを卒業して自分がやりたい事があるときには「シンクロアの卒業生」として活躍できる人材を育てたいと思います。
10年後、関連マーケットはどうなっていると思いますか。その中で御社の目指すところは?
世界のマシンビジョン及び外観検査市場は2032年まででも、310億ドル、成長率8%となっている。マーケットを見据え、東南アジアを手始めとして、海外の製造現場のライン、マシンビジョン、外観検査市場に投入を考えている。特に、半導体市場においては、アメリカの大手半導体メーカーを皮切りに、前工程への導入は2027年から量産を狙っている。シンクロアの技術はインフラ・ロボット・すべての「目」に使える技術であるため、市場は大きく、自社がスケールアップできる理由でもあります。
- 企業名
- シンクロア株式会社
- 代表者名
- 代表取締役 綾部 華織 / 取締役 最高技術責任者 小山光広
- 設立年月
- 2011年4月
- 事業概要
- 弊社の特許化した位相偏光技術(PHASERAY®)は、特殊な偏光板と医療照明技術からなる配光制御により、あらゆる物体の影やグレアを除去できる画期的な照明装置です。品質検査の自動化におけるAIラーニング時に有効な、デジタル処理をする必要のない画像を取得できます。 医薬品業界、食品業界では異物検査に、自動車産業ではキズ・バリ・塗装むら等、半導体業界ではハンダ状態、亀裂、キズ、酸化・腐食検査等に使用されています。 現在は、半導体製造メーカーからの異物検出の為の検査装置や、リフロー工程の確認用装置、ウエハー検査のための手法として、大手半導体メーカー2社、台湾大手電子部品メーカー等から特注品の依頼を受けています。 新規プロジェクトとして、鳥取大学医学部との手術用ロボットへの搭載を皮切りにAI医療や内視鏡分野への応用も進めて参ります。
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