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人類の次の進化を、量子で創造する
Company
Qubitcore株式会社
私たちは、研究室発の先端技術として発展してきた量子技術を、誰もがその恩恵を享受できる社会インフラへと進化させることで、世界のあり方を根本から変えたいと考えています。
10年後、量子コンピューティングは気候変動対策や革新的な創薬に加え、量子AIによる劇的な知能進化や、強固なサイバーセキュリティを実現する不可欠なツールとなっていると確信しています。しかし、真の変革は計算機単体の進化だけでは成し遂げられません。
Qubitcoreは、独自の微小光共振器技術を用いた光接続インターフェースにより、世界中の量子プロセッサをネットワークで結びます。これにより、単一のハードウェアの限界を超えた大規模な計算能力を実現します。さらに、この技術は量子通信とも直結し、量子状態や量子相関を保ったまま情報の伝送を可能にする量子インターネットを実現する上で重要な基盤技術となります。
私たちの目指す未来は、量子による高度な知性と安全なネットワークが空気のように遍在する社会です。沖縄と横浜から発信するこの量子光接続技術が、次世代の社会基盤を支える世界標準となり、摩擦のないスマートな都市インフラや、個々のニーズが最適に満たされるウェルビーイングな社会が当たり前になる未来を切り拓きます。量子という新たな光で、人類の可能性を無限に広げていくことが私たちの使命です。
創業のきっかけを教えてください
前身事業の断念直後、現リードVCであるメンターによりOISTを紹介され、社会実装すべき研究を探索した結果、元物理学者であったこともあり、物理学の成果の中から高橋優樹准教授の研究に着目しました。イオントラップ方式の量子コンピュータは海外勢が先行する中で、日本国内に社会実装の動きがないことに強い危機感を抱きました。今ならまだ間に合うと確信し、高橋先生を説得。優れた学術成果を埋没させず、日本発のイオントラップ型量子コンピュータを社会に届けるべくQubitcoreを創業しました。
御社のサービスや技術の独自性や優位性はどこですか
独自の量子光接続インターフェースにより、イオントラップ方式の課題であるスケーラビリティを克服する技術に優位性があります。微小光共振器を統合したイオントラップにより光子抽出効率を飛躍的に高め、QPU間の遠隔量子もつれの生成を高効率化します。これにより複数QPUのネットワークが構築可能となり、量子誤り訂正を伴う分散型FTQCの実現を加速します。計算機のみならず、量子中継器など通信インフラへの応用も視野に入れており、計算と通信の両面で量子社会を支える基盤技術です。
御社のチームの強みを教えてください
OISTならではの世界トップクラスの研究機関で実績を積んだ多国籍な研究者陣と、多様な文化背景を持つメンバーが集結した「多国籍軍」としての多様性が強みです。技術面だけでなく、グローバルな事業会社で経験を積んだビジネス・HRのスペシャリストも在籍しています。高度な学術知見とグローバルなビジネス知見を併せ持つ少数精鋭のプロフェッショナル集団であり、一丸となって量子社会の実装を推進できる体制が整っています。

どういうチームづくりを心がけていますか
国籍や専門領域を問わず、異なるスキルを持つプロフェッショナルが互いを尊重し、自律的に動ける環境を大切にしています。複雑な物理研究とシビアなビジネス戦略を融合させるため、フラットかつ透明性の高い議論を重視しています。多様な価値観がぶつかり合うことで生まれる創造性を力に変え、全員が「量子社会のインフラを創る」という共通の使命感を持てる組織づくりを心がけています。
御社で大切にしている価値観を教えてください
「独自の勝機を追求する合理性と、社会実装への誠実さ」です。先行する巨大企業の成功を尊重しつつ、未解決の課題であるスケーラビリティに特化する生存戦略を重視しています。独自の光接続技術で既存の限界を突破し、日本発の技術がグローバル標準の一翼を担うことを目指します。研究成果を単なる発見に留めず、社会が求める形へ結実させるまでやり遂げる姿勢を、私たちは組織の揺るぎない価値観としています。
10年後、関連マーケットはどうなっていると思いますか。その中で御社の目指すところは?
10年後の量子技術市場は、実証フェーズを越えてクラウド提供と量子ネットワーク構築が並走する本格的な収益市場へ発展します。弊社は微小光共振器を核とした独自の光接続イオントラップ技術により遠隔量子もつれを高効率化し、分散型量子計算と量子通信の双方を支える量子光接続インターフェースの世界標準を目指します。計算ノードと量子中継器の両面で不可欠な存在となり、量子インターネットを支える社会インフラ企業としてグローバルな価値創出に貢献します。
- 企業名
- Qubitcore株式会社
- 代表者名
- 代表取締役 CEO 綿貫 竜太
- 設立年月
- 2024年7月11日
- 事業概要
- Qubitcore株式会社は、微小光共振器を統合したイオントラップ型量子プロセッサユニット(QPU)を光接続する分散型量子コンピュータを開発しています。複数QPUを束ねて量子誤り訂正を実装できる規模へ拡張し、産業向けの高信頼な誤り耐性型汎用量子コンピュータ(FTQC)を社会に届けます。
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