3Sunnyは「医療介護のあらゆるシーンを、技術と仕組みで支え続ける」をミッションに病院向けSaaS「CAREBOOK」を開発・提供しています。

現在日本では年間1000万人以上の方が、病院への入院・退院を繰り返しています。
健康な方であれば退院後すぐに自宅に帰ることができますが、高齢者の方の場合だと多くのケースでリハビリや介護のために次の転院先・退院先を見つけることが必要となり、膨大な調整業務が発生します。

また、高齢社会の影響で今後も入退院患者の大幅な増加が見込まれる一方で労働人口は減少していくという需給ギャップが発生するので、医療介護現場の生産性向上を今まで以上に追求していかないといけません。しかし医療介護現場では電話やFAXがコミュニケーションツールの主軸となっているケースが未だに多く、常に受電に追われる・リアルタイムで情報共有ができない等の課題が生じているのが現状です。

CAREBOOKは病院間で利用できるコミュニケーションや情報共有などの機能を提供することでこれらの課題を解決し、医療介護従事者が本来の専門領域に集中できる環境作りのサポートをすることで「誰もが安心して医療介護を受けられる社会」の実現を目指します。

代表取締役CEO 志水 文人

事業概要

企業名 株式会社3Sunny
代表者名 志水 文人
設立年月 2016年7月
事業概要 「医療介護のあらゆるシーンを、技術と仕組みで支え続ける」をミッションに、病院向け業務支援SaaS「CAREBOOK」を開発・提供しております。病院の事務・調整業務をデジタル面から支えるソフトウェアとして2020年1月サービスリリース後、首都圏を中心に500以上の病院で導入・活用されています。

御社のチームの強みはどこですか?

バックグラウンドの多様性はありつつも、お互いを尊重しながら課題解決に向き合う熱量が非常に高いチームメンバーが揃っていることが強みです。いわゆるスタートアップだとIT企業出身者だけのイメージがありますが弊社の場合は看護師・病院事務・介護施設等での業務経験を持った各領域のスペシャリスト達が入社してくれています。

御社で一番大切にしている価値観はなんですか?

「圧倒的現場主義」というワードが、弊社のカルチャーにもなっているのですが非常に私達らしさを表現してくれてるなと思っています。
机上の空論をせず一次情報を正しく捉え、顧客との対話を繰り返しながらプロダクト開発を進めることで、真の課題解決となる、中長期で使い続けてもらえるサービスになると信じております。

10年後、市場はどうなっていると思いますか?

DXの推進で医療介護業界が大きく変わる10年になると確信しています。
医療業界、特に病院ではクラウドサービス活用によるDX事例というものが今までなかったのですが、CAREBOOKをご活用いただくことをきっかけに他の業務領域でも「この仕事をシステム化できないか」というご相談を非常に多く頂いています。

「レガシー業界」と呼ばれることもありますが、医療介護従事者の方々は「患者様・家族様のために業務の生産性をもっと高めたい」と思ってらっしゃる方が非常に多いです。
私達はそんな方々を支える立場としてCAREBOOKの事業拡大はもちろんですが今後も複数事業を創出していくことによって、市場の変化をより加速させる存在を目指していきます。