株式会社ELYZA

自然言語処理・リテールテックで社会課題を解決する

AI

株式会社ELYZA

曽根岡侑也

ELYZAでは、自然言語処理・リテールテックの領域でそれぞれ大きなチャレンジをしております。

【自然言語処理】
ELYZAでは、人間を超える精度で日本語を処理できるエンジン「ELYZA Brain」を開発しています。

今後来る高齢化社会において、労働人口の減少していく問題がより顕在化していきます。弊社は、この問題に対して、人間を超える精度で日本語を扱うエンジン「ELYZA Brain」を用いて、文書や対話を用いる様々な業務をAIで代替することで解決に貢献してまいります。
現在の取り組みとしては、リーガルやリサーチ、カスタマーサポートなど幅広い業務で社会実装を進めております。

【リテールテック】
現在、日本ではメーカー・卸売・小売のサプライチェーンの中で、大量の廃棄が発生しています。 例えばアパレルでは、供給量の半分が消化されず、廃棄されるようになっています。

ELYZAでは、高精度な需要予測AIを容易に活用できるサービス「ELYZA Forecast」を、SaaSとしてメーカーや小売企業に提供することで、企業としての利益率を向上させつつ、廃棄削減に貢献してまいります。

事業概要

企業名 株式会社ELYZA
代表者名 曽根岡侑也
設立年月 2018年9月
事業概要

ELYZAは、東京大学松尾研からスピンアウトしたAI企業で「未踏の領域で、あたりまえを創る」ことをゴールにしています。
そのため、自然言語処理・リテールテックに軸を置き、先端技術を活用可能にする「①研究開発」、①で生み出したモジュールを用いてAI技術で大企業の課題を解決する「②共同研究」、②の成果をより多くの企業や人に届けるための「③サービス開発」、という3つの事業を展開しております。


https://elyza.ai/
御社のチームの強みはどこですか?

高い技術力とそれを実現するための人材及び育成制度です。ELYZAではELYZA Brainという日本語特化の高精度AIエンジンや、高精度な需要予測AIを開発しております。これらの開発には、高い技術力を持った優秀なメンバーの存在が欠かせません(現在、東京大学、松尾研究室、未踏クリエイタ、メガベンチャー出身等、様々なバックグラウンドを持つメンバーが在籍)。また、メンバーたちがより良い技術を生み出せるように学び続けられる施策も充実しております。高い技術力を持ったメンバーたちが成長施策を通じて更に高い技術力を身につけ、より良いモノを生み出していける。これがELYZAの最大の強みです。

ソフトウェアエンジニア/馬場 匠見

御社で一番大切にしている価値観はなんですか?

当社は「未踏の領域で、あたりまえを創る」というミッションを掲げています。このミッションに共感できるかどうか?を一番大事にしています。現状多くの企業よりAIアルゴリズムの共同研究のお引き合いを頂いていますが、共同研究以外の領域にもしっかりと資源をELYZAとして配分していこう、という強い意志をミッションに表現しています。具体的には、最先端の自然言語処理AIの技術に取り組む研究開発チーム「ELYZA Lab」や、多くのお客様に価値を届けるためのソフトウェアを開発するサービス開発チームを設置しています。短期的な収益の最大化の目線ではなく、中長期的な目線で、スタートアップとは言えどもしっかりと先行的に技術投資をしています。

事業開発責任者/松浦 大貴

2030年には世界はどうなっていると思いますか?

2030年頃には、ホワイトカラー・ブルーカラー両方の仕事の多くを高レベルでAIが支援可能になり、産業構造が大きく変化し始めると考えています。労働のための脳の処理の要素として、センサー情報の処理、言語理解、ハードウェアの制御がありますが、ディープラーニングの登場以後画像処理・音声認識などセンサー情報の処理はAIによる高度化が進みました。後の2つについても急速に進歩しており、特に言語については、GPT-3の例など人間に近い水準の処理が可能になってきています。このまま進歩を続けると、AIは多くの労働を高度に処理できるようになると思いますし、ELYZAはその先のあたりまえを創るために邁進していきます。

取締役CTO/垣内 弘太

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